スキーム例（GK+TK）

当社は不動産ファンド事業を展開するにあたり、GK（合同会社）＋TK（匿名組合）と呼ばれる組織形態を採用しています。GKとは、2006年5月に施行された新会社法で認められた会社形態^注：1で、設立等の手続きが簡便なため、ファンドの立ち上げをスピーディーに行えるというメリットがあります。TKとは、出資者が営業者（＝GK）に経営を委ね、利益配分のみを受け取る契約形態です。TKは課税対象とならないため、二重課税を回避できるメリットがあります。

注：1同法の施行以前は、YK（有限会社）＋TKスキームで同等のメリットを実現していた。

スキーム例（TMK）

当社は不動産ファンド事業を展開するにあたり、TMK（特定目的会社）という組織形態を採用しています。TMKとは、「資産の流動化に関する法律」に基づき設立される法人で、不動産の証券化のみを目的とします。TMKが購入する不動産の代金は、投資家および金融機関からの優先出資^注：1や特定出資^注：2による調達資金によって充当されます。

注：1優先出資：TMKに対する出資のうち、利益の配当または残余財産の分配を、他の出資者に先立って受ける権利を有しているもの

注：2特定出資：TMKに対する出資のうち、優先出資以外のもの